高病原性鳥インフルエンザは「陰性」湖西市で死んだマガモの遺伝子検査 野鳥監視重点区域を解除=静岡

10月21日、静岡県湖西市で見つかり、簡易検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たマガモは、致死率の高い「高病原性」ではなかったことが分かりました。

10月21日、静岡県湖西市新居町で市の職員が死んだマガモ1羽を発見し県が簡易検査を行ったところ、県内初となるA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。このウイルスについて県は、感染力が強くて致死率が高い「高病原性」かどうかを調べるため国に検体を送っていましたが、遺伝子検査の結果、10月24日、高病原性ではなかったことが判明したということです。

これを受けて、環境省は死んだマガモを回収した場所の周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域の指定から解除しました。

10月24日まで3日間行なわれた野鳥の監視・パトロールでも、異常は確認されていません。

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