新潟県が文化施設や温泉などでのマイナンバーカード提示で特典を受けられるキャンペーン実施

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は25日、新潟県庁において定例記者会見を開き、マイナンバーカード取得増進加速のため、マイナンバーカードを提示すると文化・スポーツ、日帰り温泉施設などで特典を受けられる「マイナでお得!キャンペーン」を実施することを発表した。

「マイナでお得!キャンペーン」は、マイナンバーカードを取得または申請中の人を対象に、県立の文化・スポーツ施設のほか、市町村立の日帰り温泉施設、民間の飲食店などにおいて、利用料金の割引などの特典を付与するキャンペーン。マイナンバーカードの取得拡大につなげるのが狙いだ。

キャンペーン期間は、26日から2023年3月31日まで。キャンペーン対応施設は、「あやめの湯」(新潟県新発田市)、道の駅「あがの」(新潟県阿賀野市)、「新潟県立自然科学館」(新潟市中央区)、「カーブドッチ ヴィネスパ」(新潟市西蒲区)、「いい湯らてい」(新潟県三条市)、「新潟県立近代美術館」(新潟県長岡市)、「苗名の湯」(新潟県妙高市)など、新潟県内の施設67か所のほか、今後も随時追加予定だという。詳細については、県のマイナンバーカード特設ホームページに掲載される。

対象施設では、マイナンバーカードの所有者は原本を提示する必要がある。申請中でまだ受け取ってない人は、スマートフォンで申請した人は申請受付完了メールの画面、市町村の窓口や郵送で申請した人は市町村が発行する申請済証明書の提示でも可能。マイナンバーカードの申請完了時に届く申請受付完了メールを削除してしまった場合も、各市町村の窓口で新潟県マイナンバーカード申請済証明書を受け取ることができる。

花角知事は「マイナでお得!キャンペーン」について、「今回、色々な施設でお得な対応を受けることができるということで、ぜひとも県民の皆さんの中でまだ取得されていない人、申請されてない人には(マイナンバーカード取得を)積極的に考えて欲しい」と話した。

【関連リンク】
新潟県のマイナンバーカード特設ホームページ

【関連記事】
マイナンバーカードの取得拡大に向けて、新潟県がタツノコプロのアニメキャラクターとコラボ (2022年9月29日)

© にいがた経済新聞