
大ヒットアニメ映画「君の名は。」で知られる新海誠監督の3年ぶりとなる新作映画「すずめの戸締まり」(11月11日公開)の完成報告会見が25日、東京都内で開かれた。東日本大震災の記憶も物語のテーマの一つで、新海監督は「今描かなければ遅くなってしまうんじゃないか、という焦りのような気持ちがあった」と語った。
同作は九州で暮らす17歳の高校生、鈴芽が主人公。愛媛県など各地の廃虚を舞台に、災いのもととなる「扉」を閉めていく鈴芽と仲間の旅を描く冒険物語。
声優を務めた俳優の原菜乃華さんや松村北斗さんらも登壇した。