29日公演から利用開始へ 水浸しの横浜みなとみらいホール スプリンクラー作動し客席に水

横浜みなとみらいホールの大ホール(横浜市提供)

 横浜市は25日、スプリンクラーが作動して客席などに大量の水がかかり、21日のリニューアルオープンを延期した横浜みなとみらいホール(横浜市西区)について、29日の神奈川フィルハーモニー管弦楽団のこけら落とし公演から利用を開始すると発表した。トラブルのあった照明室の使用を当面中止することなどで安全が確保できるとしている。

 トラブルは17日午前に発生。大ホールの天井裏の照明室でスプリンクラーが突然作動し、照明室やホール1階の客席の一部に大量の水がかかった。これを受け、21~26日に予定されていた記念式典や内覧会を中止した。

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