宴会、接待…会社員飲んでる? コロワイドが「居酒屋ラボ」 飲酒に関する調査開始

 コロワイド(横浜市西区)は、居酒屋の利用目的や行動変化などを調査する新事業「コロワイド居酒屋ラボ」を立ち上げた。第1弾として、会社員の飲酒に関する調査を実施。新型コロナウイルス禍での酒を伴う会食の実施状況に加え、現場の最前線にいる店長らのコメントを紹介している。

 調査は5月30日、6月1日の2日間、首都圏在住の20~59歳の会社員ら800人を対象に、インターネット上で実施した。会社員の外食頻度については、63.9%が「半年に1回以上実施している」と回答。「月1回以上」は全体の46%を占めた。会食シーンは「友人」が52.3%と最も多く、「家族」28.3%、「同僚」23.7%と続いた。

 コロナ禍での生活も3年目。職場の大人数での宴会や接待などは自粛傾向が続く一方、少人数や親しい人との会食を好む人が多い様子がうかがえた。飲食店側からは「最近はスーツで来店する人が減っている」との声もあった。

 新事業を立ち上げた同社マーケティング統括部の担当者は「今後も居酒屋をメインとした調査を行い、実態を公表したい」と話している。

© 株式会社神奈川新聞社