茨城県産のやりいかを使ったマリネをヨークベニマルと共同開発 常磐大学

常磐大学 人間科学部 健康栄養学科の学生と株式会社ヨークベニマルが共同開発した「IBARAKI YARIIKA MARINADE (いばらき やりいかマリネ)」が、10月8日から茨城県内ヨークベニマル43店舗で販売開始となった。常磐大学は、いばらきの地魚取扱店認証委員会と連携して2020年9月から「いばらきの地魚プロジェクト」に参画しており、今回の商品開発はその一環。

「いばらきの地魚プロジェクト」を推進している健康栄養学科の飯村裕子准教授ゼミナールは、2021年6月にもヨークベニマルと「IBARAKI SABA CURRY」「IBARAKI SABA TOMATO」を共同開発。茨城県産の魚介類を使った商品の企画・販売を通じて若者の魚離れ解消のために活動してきた。

今回共同開発した「IBARAKI YARIIKA MARINADE (いばらき やりいかマリネ)」は、その第2弾。飯村裕子准教授ゼミナールに所属する4年生8名が商品開発に携わり、レシピ、商品名、パッケージを考案した。茨城県産のやりいかを茨城県内の加工場でボイル加工。柔らかい食感を最大限生かしたやりいかをレモンとオレンジを入れたマリネで和えた、さわやかで食べやすい一品となっている。販売価格は、321円(税込)で内容量180g。賞味期限5日間で要冷蔵。

10月7日に行ったヨークベニマル水戸元吉田店での販売会では、ゼミナールに所属する4年生が試食品100食を配布し、PRした。人間科学部健康栄養学科4年の金子みりあんさんは「味を決めるのに苦労した。レモンとオレンジを入れたことにより、誰にでも食べやすい味となった」と開発の過程を振り返った。

参考:【常磐大学】人間科学部健康栄養学科&ヨークベニマル共同開発商品を販売開始しました

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