2030年冬季五輪招致を目指す札幌市とJOCがまとめた大会コンセプトの最終案が26日、判明した。持続可能性や気候変動対策として掲げる「天然雪を守り、北海道・札幌から、世界に誇れる大会に」などの3項目。27日に行われる第5回のプロモーション委員会で議論し、正式決定する見通し。関係者が明らかにした。
この他、人種や性的指向、障害などの有無を超え、多様性を尊重する社会を目指し「私が自分らしく生きられるまちで、社会で、誰もが参加できる大会に」と掲げるとともに、既存施設の活用で合理化を進め「北海道・札幌が挑戦する、私たちの新しい大会に」との項目も盛り込んだ。