ファジ再始動「勝つため準備」 J1参入PO1回戦向け調整

J1参入プレーオフに向け、再始動したファジアーノ岡山イレブン=政田サッカー場

 いざ勝負の舞台へ―。サッカーJ2のファジアーノ岡山は26日、J1参入プレーオフ1回戦(30日・シティライトスタジアム)に向け、岡山市の政田サッカー場で練習を再開。悲願のJ1昇格を見据え約1時間半汗を流した。

 過去最高の3位となったリーグの最終戦(23日)後のオフでリフレッシュした選手たちは、引き締まった雰囲気の中でダッシュやパス交換などを行った。DF柳は「非常に良い緊張感をチームから感じた。勝つための準備をする」と話した。

 この日の練習は冒頭のみが公開され、27日以降は報道陣を含め完全非公開で調整を進める。木山監督は「J1を勝ち取りにいく。戦術をしっかりと確認し、万全の状態で臨みたい」と決意を述べた。

 昇格最後の1枠を争うプレーオフは一発勝負のトーナメント。1回戦はファジアーノと6位山形、4位熊本と5位大分が対戦し、2回戦(11月6日)の勝者がJ116位と決定戦(同13日)を行う。1、2回戦は引き分けならリーグ上位のチームが勝ち上がる。ファジアーノのプレーオフ進出は6年ぶり2度目。

© 株式会社山陽新聞社