イランで銃撃、15人死亡 「テロ攻撃」と報道

 【テヘラン共同】イランメディアによると、南部シラーズにあるイスラム教シーア派のシャー・チェラーグ廟で26日、銃撃事件が発生し、15人が死亡、約20人がけがをした。国営テレビは「テロ攻撃だ」と報道。イランで少数派のスンニ派の過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。

 死者には女性1人と子ども3人が含まれる。倒れた母親のそばで横たわる子どもの姿も報じられた。

 武装した3人組が車で廟に到着後、巡礼者や廟関係者に発砲した。治安当局が2人を逮捕し、残る1人の行方を追っているとの情報がある。一方、地元治安当局者は監視カメラには3人ではなく1人が写っていたと述べた。

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