ブラジル金利据え置き 13.75%、9月に続き

 【サンパウロ共同】ブラジル中央銀行は26日、金融政策委員会で政策金利を13.75%に据え置くことを決めたと発表した。据え置きは9月に続き2会合連続。

 30日に実施される大統領選対策として導入された燃料やエネルギーの減税策などの影響で、消費者物価指数は前年同月比で6月から上昇率の縮小傾向が続いていた。10月は6.85%増だった。

 ブラジル中銀は9月の前回会合以降に示された複数の経済指数から「穏やかな経済成長率が示されている」と指摘した。消費者物価指数は「高止まりしている」としている。

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