キーワードは「サイカイ」…再開や再会を祝う福袋を発表! 西武球団とのコラボ福袋も

東京都内の百貨店では2023年の「福袋」の発表が相次いでいます。西武池袋本店は「福袋でサイカイを祝おう」をテーマに、西武らしい松井稼頭央新監督の“魂のノック”を受けることができる福袋など、新春らしく華やかな目玉商品がラインナップされました。

10月26日に発表された西武池袋本店の福袋は、いずれもクリスマス明けから店頭で予約を受け付け、抽選で販売されるという商品です。新型コロナの流行前に人気を集めていたという西武ライオンズとのコラボ福袋(2023円・親子5組限定)が復活するなど、コロナ禍の行動制限からの「再開」にまつわる福袋が多数用意されました。また、コロナ禍で結婚式ができなかったカップル向けに八ケ岳にあるホテル内の歴史ある邸宅を貸し切って挙式ができる福袋(10万円・限定1組)や、百貨店内での開催が休止されていた「デパートガールの案内係の制服を着て、店内の好きな所で記念撮影ができる福袋」(2023円・限定5個)などお得な価格で購入できます。案内係の制服が着られる福袋は子ども用だけでなく親子で着ることができるのがポイントだということです。また、大切な人との久しぶりの「再会」をお祝いする、豪華な天然本マグロの福袋(5万4000円・限定3個)も登場します。

コロナ禍で販売方法も「ネット通販」が主流となる変化があったという福袋ですが、デパート側も久しぶりの「対面での販売再開」に期待を寄せています。西武池袋本店・販売促進部の石井朋史担当課長は「福袋は店頭であれだこれだと選ぶ楽しさがあると思う。この2年間、思うように福袋ができなかったので、社内からもいろいろなアイデアが出ている。店頭で販売するものはこれから計画していくので、ぜひ楽しみにして、元日に来店してもらえれば」と話しています。

先行して発表されたこれらの福袋は全て抽選で販売されるため、当選した人にとっては幸先のいい"お年玉”となりそうです。

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