小泉孝太郎&松下由樹の迷コンビが1年半ぶりに復活!「ゼロ係の過去・現在・未来を感じながら見ていただけたらうれしい」

テレビ東京系では11月7日に月曜プレミア8「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ 愛と涙のさよならスペシャル」(午後8:00)を放送。厄介払いされたメンバーが集まる杉並中央署の「なんでも相談室」(通称・ゼロ係)を舞台に、空気は読めないのに事件は読める“究極のKY刑事”・小早川冬彦(小泉孝太郎)と、男まさりで口の悪いベテラン刑事・寺田寅三(松下由樹)の迷コンビが、約1年半ぶりに帰ってくる。

本作は、2016年1月にシリーズがスタートし、21年1月にはスペシャルドラマ、同年4月にはシーズン5が放送されている人気刑事ドラマシリーズの最新作。今回のスペシャルドラマでは、冬彦らが公民館で開催されている演芸大会から通報を受けて駆けつけ、目の前で出演予定だった漫談家が感電死するところを目撃してしまうところから展開する。

演芸大会の主催にして、健康食品会社のCEO・真田俊作に塚本高史が扮(ふん)するほか、警視庁からの指示でゼロ係と冬彦を潰しにかかる公安部警視・幸田純一役を西村和彦、何かにつけゼロ係に苦情を入れるクレーマー・戸田佳代子役を鷲尾真知子、佳代子の孫・戸田美雪役を尾碕真花、漫談家・小山内のマネジャー・渡辺壮一役を森下能幸が務める。また、コウメ太夫が本人役で、被害者の母親と同じ介護施設に入居していた男性の娘・末永冬子役で西尾まりが、それぞれ出演する。

今回の見どころを聞かれると、小泉は「冬彦カラーの『赤』です」と、毎回話題になる冬彦のテーマカラーについてコメント。続けて、「実は今回いくつか候補はあったのですが、撮影に入る前にふとプロデューサーに『梅干しもありじゃないですか? 冬彦が梅干しを漬けているっていうのも面白いですよね。想像つきますよね』という会話の中で、『梅干し』ということが決まったので、今回のスペシャルではそこも面白いと思っています」と明かし、中でも毎回話題を呼ぶ赤い食べ物は梅干しだと判明。梅干し柄のシャツを身につけるほか、梅干しを漬け、ゼロ係にも梅干し入のおにぎりを振る舞っていく。

小泉と松下のほか、毒舌の事務員・本条靖子役の安達祐実、岩手なまりが抜けないゆとり世代の巡査・太田文平役の戸塚純貴、スイーツと黄緑色をこよなく愛するナルシストな巡査・大林夏彦役の石田明(NON STYLE)、ムードメーカーだが酒乱の係⾧・横山建夫役の片岡鶴太郎といったレギュラーキャストも引き続き登場。今回もおなじみのゼロ係メンバーが難事件の解決に挑む。

松下は「集まればすぐにいつものチームワーク、いつもの雰囲気が成立する信頼のメンバーで、会うとうれしくなります」と再会を喜び、「警視殿へのタメ口も健在です! 真剣に芝居をしていても空気を読まない警視殿役の小泉孝太郎さんの芝居に爆笑してました。『さよなら』という言葉は言いたくないほど、シリーズを重ねてきました。出来損ないでありながら、いざとなればチームワーク抜群のゼロ係! ゼロは何を掛けてもゼロ、でも始まりのゼロでもある。今回のスペシャルは、最強のスペシャルになっています。ぜひ楽しみに放送を見てほしいです」とアピール。

小泉も「今回の2時間スペシャルは、僕と寅三先輩にとって大きな転機だと思います。今までのゼロ係を振り返ったり、これからのゼロ係はどうなるんだろう…そんな、過去・現在・未来を感じながら見ていただけたらうれしいです。僕と寅三先輩の掛け合いは、阿吽(あうん)の呼吸でできていると思いますし、皆さんが何よりも明るくなる刑事ドラマだと思っています。2時間たっぷり楽しんでいただけたらうれしいです」と呼び掛けている。

© 株式会社東京ニュース通信社