「和傘の灯り」城跡の夜彩る 新宮で30日まで

新宮城跡を舞台に始まった「和傘の灯(あか)り2022」(26日夜、和歌山県新宮市丹鶴3丁目で)

 和歌山県新宮市で26日、ずらりと並べた色とりどりの和傘や石垣をライトアップして国史跡「新宮城跡」(丹鶴3丁目)を彩る催し「和傘の灯(あか)り 2022」が始まった。新宮商工会議所青年部(岩澤宣之会長)の事業で、30日まで。

 青年部では、文化財に注目して市の魅力を発信したいなどとして2018年度から開始。今回は新宮城跡の入り口から鐘の丸広場、駐車場まで赤や青など美しい模様をした約170本の和傘を設置して照らし、広場では白色の和傘をスクリーンとしたプロジェクションマッピングを披露したり、石垣にスポットライトを当てたりしている。

 点灯時間は午後5時半~9時で、最終日は8時まで。入場無料。問い合わせは新宮商工会議所(0735.22.5144)へ。

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