米人気歌手が告白 自身のドキュメンタリー番組に抵抗あった 決心してメンタルヘルスの問題をオープンに

人気女優で歌手のセレーナ・ゴメス(30)が自身のドキュメンタリー番組に抵抗があったことを明かした。11月4日にAppleTV+から新ドキュメンタリー『マイ・マインド・アンド・ミー』が配信開始となるが、最初は制作にあたって複雑な気持ちを抱いていたそうだ。

自身のメンタルヘルスの問題についてオープンに話してきたセレ-ナはヴァニティ・フェア誌にこう明かす。

「こういった個人的なことを公開することにナーバスになっていたけど、心では今がその時ってわかっていた」と説明し、「私の体験や問題についてシェアすることで、皆が自分のストーリーをシェアするきっかけになればと思っている。そして、状況は良くなるんだって希望を持ってもらいたい」と主張した。

1991年公開のマドンナのドキュメンタリー映画『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』で知られるアレック・ケシシアン監督と今回タッグを組んだことについては「『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』を見終わって、今まで作られた中で一番素晴らしい音楽ドキュメンタリーの1つだって思った」と語った。

さらに「7回は見たわ。本当のアート作品だと思う。ただの『私はツアー中、こんなことをやりながらね』っていうものじゃない。誰かの人生を垣間見せるといったものだった。そこには尊敬、愛、そして共感があった。隠し事は皆無だった。自分のドキュメンタリーを作ることになったら、アレックに監督してもらいたいって思ったの」と述べた。

そして実際にアレックとの仕事を楽しんだようで、「彼はとても優しくて大事にケアしてくれる人。彼に私は絶大な信頼がある。ほとんどの場合、彼がそばにいることさえ忘れていた。時々片隅に隠れながらiPhoneを使っていることもあったわ」と続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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