日本ランズエンド、12月で国内の事業終了へ 米本社が決定、撤退の理由は 

 アパレル通販の日本ランズエンド(横浜市港北区)が、12月31日をもって日本での事業を終了することが分かった。米国本社の決定によるもので、日本撤退の理由も明らかにしない方針という。

 事業終了に伴い、日本語による通販カタログ販売や通販サイトの運営、日本人向けのサイズ展開などは行わなくなる。電話や通販サイトでの受注は12月22日(ファクス・郵便の受注は10月末)まで、顧客からの問い合わせは来年1月13日まで受け付ける。

 同社は米国のランズエンドの傘下。日本市場に本格参入するため、1993年に設立された。天然素材を使用した良質なカジュアルウエアを主軸に、日本人向けのサイズ展開や日本発のオリジナル企画などもあって順調に業績を伸ばしてきた。

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