きょう28日(金)は晴れる所が多く、空気が乾燥する。火災が起きやすくなっているため、火の取り扱いに注意が必要だ。
一方、日本海側では大気の状態が不安定になるため、北陸や北日本の日本海側では雨や雷雨になる所がある見込み。
広く秋晴れ 乾燥と濃霧に注意
きょうは全国的に晴れる所が多くなりそうだ。たっぷりの日差しとともに気温はきのうより上がり、日中は過ごしやすい陽気となる見込み。
ただ、よく晴れる分、湿度が下がり、空気が乾燥することが予想される。火の取り扱いやお肌のケアにも気を付けたい。
また、東北から九州にかけて「濃霧注意報」が発表されている所があり、午前中は濃い霧のかかる所がありそうだ。
日本海側は雷雨のおそれ
また、上空に寒気を伴った低気圧の影響で、北陸や北日本の日本海側では大気の状態が不安定になる。午後ほど雨雲がかかりやすく、夕方から夜を中心に雨や雷雨となりそうだ。
全く雨が降らない所もあるが、急な雨に備えて折り畳み傘を持っておきたい空模様で、落雷や突風、ひょうにも注意が必要となる。
また、山陰でも、夕方以降はにわか雨がありそうだ。
台風22号の動きに注意
きのう発生した台風22号は午前3時現在、フィリピンの東を1時間に15キロの速度で西に進んでいる。今後も西よりに北上する見通しで、来週前半から沖縄地方に影響を及ぼすおそれがある。今後の動きに注意が必要だ。
(気象予報士・多胡安那)