23日、那覇一文字ハシゴを会場に遊志会親睦釣り大会が開催された。遊志会のメンバーを中心に14人が参加して25センチ以上の魚2匹の総重量で競った。
知念栄作さんは、ハシゴ近くのポイントで開始後、0.52キロのタマンを釣り上げたが、その後は続かず、近くのメンバーもベラを釣り上げたのみだった。午前9時にポイントを白灯に移動。まき餌をすると40センチ前後のオキメジ(オナメジナの略語)3匹がテトラの中から出てきて、まき餌を拾っているのを確認。まき餌をまいて、テトラからおびき出そうと試みたが、少し出てはまき餌を食べるとすぐに中に逃げ込み、なかなか出てこなかった。
全遊動の仕掛けをテトラの中に入れてアタリを待っていると、竿(さお)を引ったくるようなアタリがあった。すぐに竿を横に寝かせて合わせ、竿を満月のように曲げたままテトラと反対側に移動し、テトラの中からオキメジを引きずり出した。無事タモに収まったのは39センチ・1.16キロのオキメジで、その後0.53キロのジキランカーハジャーを釣り上げ、2匹の重量1.69キロを釣り上げ優勝した。
主な結果は次の通り。
1位・知念栄作 1.69キロ
2位・森根龍司 1.21キロ
3位・与那嶺力 1.05キロ
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)