ミス・インターナショナル日本代表の松尾綺子さん、新潟県五泉市の田邊正幸市長を表敬訪問

左から、五泉市の田邊正幸市長と2022年ミス・インターナショナル日本代表の松尾綺子さん

2022年ミス・インターナショナル日本代表の松尾綺子さんが27日、新潟県五泉市の田邊正幸市長を表敬訪問した。独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)新潟貿易情報センター(新潟市中央区)と五泉ニット工業協同組合が共同で実施する「五泉ニット販路拡大PR事業」の一環で、松尾さんは初来県の地となった五泉の印象を田邊市長へ語った。

五泉ニット工業協同組合は、五泉ニットのブランド化を目的に「五泉といえばニット。ニットといえば日本の五泉。」を目指し、産業を次世代に継承する活動を行っている。今回の「五泉ニット販路拡大PR事業」では、「ミス・インターナショナル世界大会」各国代表(日本・フランス)ミスに、五泉ニットおよび産地の魅力について、SNSなどを通じて世界に発信してもらうことで、五泉ニットの認知度を向上させ、販路開拓・拡大を目指すことを狙う。

新潟に初めて来たという松尾さんは見学して回った五泉市内の様子を田邊市長に報告すると、田邊市長は松尾さんの言葉を嬉しそうな様子で聞き入り、五泉市が実施する様々な取り組みを松尾さんに紹介した。

田邊市長は、「トライアンドエラーを繰り返しながら五泉市の魅力を発信しているのだが、なにか良いアイデアがないか」と松尾さんに問うと、松尾さんは若年層に人気の動画アプリの名前を出し、若年層にアピールできるのではないかと話した。

表敬訪問終了後、松尾さんに表敬訪問の感想を聞くと、「(田邊市長は)すごく話が面白くて楽しかった。会えて光栄だった」と語った。

つづけて、五泉市を見て回った感想を聞くと、「新潟と言えばと問われると、今までは米と酒の印象が強かったが、今回でニットがプラスされた。皆さん、本当に温かく迎えてくれた。すごく心地良いなと思っている。雑誌を読んでいたら行きたいところも増えたので、また改めて新潟に来たいと思う」と話した。

松尾さんの感想を受けて田邊市長は、「花もチューリップも綺麗だし、水場も綺麗、桜も綺麗だから、ぜひぜひお待ちしております」と笑顔で再来を歓迎した。

表敬訪問の様子

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