主演:三浦透子×監督:玉田真也×企画・脚本:アサダアツシによる映画『そばかす』、主人公・蘇畑佳純の日常を切り取った場面写真が一挙解禁!

©2022「そばかす」製作委員会

2020年に公開され、ゲイのカップルが今の日本社会でどう生きていくかを真摯に描いた作品として国内外で高い評価を得た映画『his』の企画・脚本アサダアツシをはじめとする同制作チームが、監督に自身の劇団「玉田企画」の作・演出を担う俊英として注目の玉田真也、主演に2021年公開の『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)でヒロインを務め、第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞し、目覚ましい活躍をみせている三浦透子を迎え、<恋愛至上主義>がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描いた映画『そばかす』。2022年12月16日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開される。 このたび、地元に帰って暮らす主人公・蘇畑佳純(そばたかすみ)の日常を切り取った全11枚の場面写真が一挙解禁された。 「愛こそすべて」「愛し愛され生きるのが人生の醍醐味」…そんな<恋愛至上主義>が当たり前でそれを疑わない社会。でも本当に「愛する人と出会い、結婚して、家族を作ること」だけが幸せと言えるのだろうか。 この物語は、<恋愛至上主義>が常識化した社会を生きるひとりの女性が、恋人を作ることや結婚を勧めてくる周囲と向き合い、自分と向き合い、更には将来にも向き合いながら、「自分は何者なのか? 幸せの形とは何なのか?」を見つめていく、千差万別の幸せのカタチと希望に溢れた、多様性が叫ばれる今に相応しい新たなノットヒロインムービーズのオリジナル作品最新作。

このたび解禁されたのは、“そばかす”こと主人公・蘇畑佳純(そばた かすみ)(三浦透子)の日常を切り取った全11枚の場面写真。 主人公の佳純(三浦透子)はチェリストになる夢を諦め、東京から地元に戻り家族と暮らす。蘇畑家の食卓では、結婚を急かす母(坂井真紀)、バツ3の祖母(田島令子)、もの静かな父(三宅弘城)、妊娠中の妹(伊藤万理華)とその夫(前原瑞樹)に囲まれている。食卓での会話の内容も、もちろん“恋とか愛”についての会話が繰り広げられている。夫(前原瑞樹)の浮気に気づいている睦美(伊藤万理華)はこの場でその話を切り出し…。

さらに会社の同僚から誘われて行った合コン、母に無理やりセッティングされたお見合い、と“恋とか愛に”振り回され、そういった日々にどこか窮屈を感じているような表情が映し出される。

そんな日々を送っていた“そばかす”だが、ある日、元AV女優の同級生・真帆(前田敦子)に再会する。 真帆といる時の表情は、なんとも清々しい笑顔でいることができる。佳純にとって真帆は鬱屈とした日々に差した光とも言える存在であることがわかる。

その他、夢中になっていたチェロに再び触れるシーンや、職場である保育園で「シンデレラ」の紙芝居を披露するシーンも。様々な人と交わる中で、佳純は何を思い、どう進んでいくのか。展開が気になる場面写真が解禁された。

制作は、『勝手にふるえてろ』(2017/大九明子監督)、『寝ても覚めても』(2018/濱口竜介監督)、『愛がなんだ』(2020/今泉力哉監督)、『本気のしるし』(2020/深田晃司監督)を手掛けてきたメ〜テレと、制作会社ダブ。本作は新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not)HEROINE movies”=ノット・ヒロイン・ムービーズの『よだかの片想い』(9月16日公開)に次ぐ、第3弾公開作品として制作された。

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