
日本ハムの杉谷拳士内野手(31)が28日、札幌市内で記者会見し「これからの人生を前進していきます」と現役引退を表明した。14年間のプロ生活を「毎日どう過ごせば野球がうまくなるか考えていた。すごく長く感じていた」と振り返った。今後は海外に渡るなどしてスポーツビジネスについて勉強するという。
東京・帝京高から入団テストを経て2009年にドラフト6位で入団。通算777試合で288安打、打率2割1分2厘。レギュラー定着は至らなかったが、19年5月に左右両打席で本塁打を放つなど印象的な活躍が多かった。
「日本中のプロ野球ファンから元気をもらった」と感謝を語った。