トラックドライバー(長距離)の平均年収は?

今でも見ない日はないくらい多くのトラック運転手が活躍しています。
様々な場面で社会を支えているトラック運転手の給料は果たしていくらなのでしょう?
今回は元トラックドライバーの私が「大型トラック運転手の給料」についてご紹介していきます。

トラック運転手は運ぶものや距離、会社、保有資格などによっても給料が変動するため、一概にはいえません。
大型トラック運転手の月額の給料は額面で約30万円~40万円前後となっております。

というのも、トラックドライバーは待機時間があり、お金を使う場面が多くなればその分手取り額は変動します。
大型トラック運転手は、通常のサラリーマンよりも平均年収の振れ幅が小さいことが特徴です。

というのも、大型トラック運転手は歩合制を取り入れている企業も多く、経歴が短くても体力でカバーできる部分もあるため、50歳以降でも年収アップを狙うなら、会社を管理する、係長・課長・部長などの役職者を目指すことをおすすめします。

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大型トラック運転手はサラリーマンよりも年収が高い?

昔は大型トラック運転手といえば、年収1000万円を超える人も珍しくなく、通常のサラリーマンよりも年収が高い運転手が多くいました。
現在も、20代・30代の大型トラック運転手は通常のサラリーマンよりも平均年収が高く、20代に関しては70万円もの差があります。

40代以降になるとサラリーマンの年収のほうが上回り、さらに50代になると年収に大きく差がつき始めます。
大型トラック運転手の場合、長距離運送が多く、業務中のほとんどをトラックの中で過ごします。

長距離を走るということで、事故のリスクが高くなるため、安全運転を心がけたりと、重い責任がともないます。
大型トラック運転手になるには、「大型自動車免許」が必要となってきます。
大型自動車とは、車両総重量が11トン以上、最大積載量6.5トン以上、乗車定員30人以上、このいずれ階に該当する自動車のことを言います。
受験するには「21歳以上で普通もしくは大型特殊免許を持っている期間が3年以上であること」など難易度が高くなっていますが、
資格には時間と費用が掛かりますが、資格取得支援をしている運送会社も多いため確認しておきましょう。
今回は主に、大型トラック運転手の年収についてご紹介しました。
運送会社では即戦力を求めていることも多いため、事前に大型免許を取得することをおすすめします。

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