寺田総務大臣「職責をまっとうする」辞任を否定 後援会の会計責任者に「故人」記載 

後援会の政治資金収支報告書の会見責任者として、すでに亡くなっていた男性が記載されていた問題で、野党から辞任要求の声が上がっている 寺田稔 総務大臣は、「職責をまっとうする」と述べ、辞任を否定しました。

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寺田稔 総務大臣
「引き続き総務大臣としての職責をしっかり全うし、国民に対しても説明責任を果たしてまいりたい」

寺田稔総務大臣をめぐっては、自身を支援する寺田稔竹原後援会の2019年と2020年の収支報告書に、会計責任者として、すでに亡くなっていた男性が記載され、選挙管理委員会に提出されていたことが問題になっています。

記者会見で、去年(2021年)の収支報告書はどうなっているのか問われると…。

寺田稔 総務大臣
「これは、わたくし見ておりませんので、現時点で確認できない状態でございます」

広島県選挙管理委員会によりますと、政治団体の去年分の収支報告書は来月末までに公開されます。

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