7月参院選は「違憲状態」1票の格差訴訟 広島高裁

7月の参院選をめぐる1票の格差訴訟で、広島高裁は選挙は「違憲状態」だったとする判断を示しました。

この裁判は7月に行われた参議院選挙で1票の格差が最大で3.03倍あり、投票価値の平等に反し憲法に違反するなどとして弁護士グループが選挙の無効を求めているものです。

28日の判決で広島高裁の横溝邦彦裁判長は「違憲の問題が生ずる程度の著しい不平等状態であったものである」など「違憲状態」だったとした一方で、選挙の無効を求める訴えは退けました。

同様の裁判は全国14カ所の高裁などで行われていて「違憲状態」の判決は4件目です。

原告側は判決を不服として上告する方針です。

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