藤井聡太五冠 パワーの源「おやつ」「勝負メシ」は何を選んだ?富士宮で将棋・竜王戦第3局

SBSなどJNN系列28局のニュースサイト「TBS NEWS DIG Powered by JNN」内の「SBS NEWS DIG」の10月24日週のアクセスランキングをみると、将棋の藤井聡太五冠がタイトル初防衛をかけて対局する竜王戦への関心が高まっています。10月28日に静岡県富士宮市で始まった勝負の第3局。勝敗も気になりますが、藤井五冠といえば対局中の「おやつ」や「勝負メシ」。一体何を選んだのでしょうか。

富士宮市の「割烹旅館たちばな」が舞台の対局は、藤井聡太五冠と広瀬章人八段の新旧の竜王対決です。1勝1敗で迎えた28日の対局は午後6時過ぎ、封じ手となり初日の戦いが終わりました。

27日夜の前夜祭には、藤井五冠と広瀬八段が登場。対局内容とともに気になる「おやつ」については、こんな発言が。

<藤井聡太五冠>

「今回の富士宮対局では、竜王戦おやつコンテストを開催していただくなど、本当に多くの方に対局を盛り上げていただき、本当にうれしく思っている」

<広瀬章人八段>

「家族で(どのおやつにするか)相談し、あれがいいのではないか、これがいいのではないか、いっそのこと全部頼んでしまおうという話にもなった」

富士宮市では、この竜王戦を盛り上げようと、対局中に食べるおやつのコンテストを開催。市内の製菓店などから38点の応募があり、投票で選ばれた7点がおやつ候補となっていました。では、初日の対局で2人は一体どのおやつを選んだのでしょうか。

<影島亜美キャスター>

「こちらがきょう午前、藤井五冠が食べたおやつ、幻の!!『黒いちじく』シュークリーム。いちじくがふんだんに使われている」

2日間であわせて4回あるおやつタイム、藤井五冠がまず選んだのが貴重な黒イチジクを贅沢に使った「幻の!!『黒イチジク』シュークリーム」です。

<影島キャスター>

「いちじくが甘くておいしい。そして、中もチョコクリームとカスタードクリームが入っている」

<モウデルコーヒー 丹沢遼代表>

「上にのっているイチジクも全て自社で生産しているイチジクだし、社内一丸となって、色々とアイデアを出して作り上げた商品なので、大変うれしい」

一方、広瀬八段、割烹旅館が手掛けた見た目も美しいスイーツを選びました。

<影島キャスター>

「富士山をイメージしていて、中間の深い青から紫のグラデーションがすごくきれい。では早速、プルプルのゼリーいただきます。プルプルでゼリーの味もさわやかで、すごくすっきりとした味わい」

富士山の澄んだ青さを表現したという「富士のくに雲海ゼリー」。竜王戦のために作られた新しいスイーツです。

<割烹旅館「富士見荘」女将 安田由紀子さん>

「広瀬八段に目に止めてもらって、本当に嬉しい気持ちでいっぱい」

さらに午後には藤井五冠が「どらサンド」、広瀬八段は「タヌキのケーキ」をチョイスしました。

<買い物客>

「どらサンド2つください」

市内の製菓店ではさっそく動きが。藤井五冠が「どらサンド」を食べたのを知り、急いで買いに来たというお客さんがいました。

<もちのき 鈴木優子統括副部長>

「早速、今、お見えになったお客さんもいるので、本当にありがたい」

おやつとともに注目されるのが「勝負メシ」ですが、藤井五冠があの富士宮名物を食べました。それが!ご当地グルメの王様「富士宮やきそば」です。一方、広瀬八段は駿河湾産のクルマエビのフライとコロッケを選択。二人とも静岡の味をしっかり堪能したようです。勝負の第3局2日目は9時から始まります。

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