【バス置き去り事件】再発防止へ…こども園側が改善内容を報告=静岡・牧之原市

静岡県牧之原市の認定こども園で園児が通園バスに置き去りにされ、死亡した事件で、園を運営する学校法人は静岡県と牧之原市から受けた改善勧告に対する報告書を提出しました。

これは10月28日に牧之原市の定例会見で明らかにされたものです。牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」では9月5日、3歳の園児が通園バスに置き去りにされ、熱中症で死亡する事件がありました。

この事件を受けて、県と市は園を運営する学校法人榛原学園に対して再発防止に向けた5項目の改善勧告を行いました。

このうち榛原学園側は▼安全管理の役割を明確にした組織体制づくり▼登降園のルール作成と職員への周知▼保護者との連絡体制の再構築の3項目について、県と市に報告書を提出したということです。

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