糸魚川市長 3市で一層の連携を 妙高市長選後 早めの懇談望む

 糸魚川市の米田徹市長は28日の定例記者懇談会で、今後、上越、妙高両市長と意見交換し、上越3市の連携を深めたい意向を明らかにした。

定例記者懇談会で述べる米田市長

 上越市の中川幹太市長が間もなく就任から1年を迎え、妙高市は選挙を経て新たな市長が誕生する。「首長が代わると考え方が変わる部分もある。早い時期に懇談や意見交換をする中で上越地方の課題を検討したい」と前向きに話した。
 課題については地域医療構想や、観光面の交流人口の拡大、公共交通などを挙げ、「いろいろとあり、つなげていかなければいけない事業もある。(妙高)市長選が終わった後に取り組みたい」とした。
 近年は合併後の市域の拡大などから「活動するエリアが広がり、以前より会う機会や情報交換する機会が減っている」とし、「早めに日程調整し、上越地方のいろいろな課題を懇談させていただきたい」と話した。

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