東北電力女川原発の重大事故想定の避難訓練 3年ぶり住民参加 避難支援アプリ活用

東北電力女川原発の重大事故を想定した避難訓練が、3年ぶりに住民が参加して行われました。

訓練には、原発周辺の6つの市と町の住民約300人が参加しました。

原発から5キロ圏内や石巻市の牡鹿半島の住民の訓練には、県が新たに導入した避難支援アプリが活用され、住民のスマートフォンに避難先を通知し、避難所での受付をアプリを通じて短時間で行いました。

村井知事「いざという時の備えだということで、皆さん一生懸命ご協力いただいて、口々に非常に便利だねと言っていただきました。住民の皆さんの声をいろいろお聞きして、改善できるものはどんどん改善していきたい」

新型コロナの影響で、住民が参加しての訓練は3年ぶりです。

女川原発2号機について、東北電力は、2024年2月に再稼働する方針を示しています。

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