「助けなきゃ」心肺停止のバスケ審判を救った人たちに消防が感謝状を贈呈ー静岡・沼津市

10月16日、静岡県沼津市でバスケットボールの試合中に心肺停止となった男性を救助した人たちに消防から感謝状が贈られました。

駿東伊豆消防本部の佐藤潤消防長から感謝状を贈呈されたのは、髙橋愼太郎さんを初めとする6人と沼津市バスケットボール協会です。

髙橋さんらは今月16日、沼津市内の体育館で行われていたバスケットボールの試合中、審判員の男性が倒れ心肺停止となった際、全員で連携し、心肺蘇生法やAEDなどで男性の一命を取り留めるのに貢献しました。

<救助に携わった梶潮香さん>

「助けなきゃと思って、とっさに(119番に)かけました」

<救助に携わった髙橋愼太郎さん>

「人の命が係わることだったので、無意識に走り出して、AEDを取りに行きました」

駿東伊豆消防本部では、いざという時のために多くの人に救命講習を受けてほしいとしています。

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