調理の楽しさ知って 江平小児童に食材セット

江平小児童100人に菓子パンの材料を配った「江平レストラン」の日永代表(右)と「アシェンテ」の佐藤代表

 宮崎市・江平小(近藤公博校長、815人)の児童向けに子ども食堂事業を開いている「江平レストラン」(日永純治代表)は、同市大橋1丁目のパン店「アシェンテ」(佐藤彰洋代表)と協力し、同校児童100人に菓子パンの食材セットを配った。調理の楽しさを体験してもらおうと、ハロウィーンに合わせて企画した。
 江平レストランは同校で児童が料理を作り、住民を招いて交流する場だったがコロナ禍で活動が停滞。現在は周辺飲食店の協力で、テイクアウトで毎月50食を児童に提供している。
 今回は、佐藤代表(41)がハロウィーンに合うメニューとして「バゲットショコラ」を発案し、材料となる長さ55センチのバゲット、板チョコ、「せとか」ジャムのセットを28日までの4日間、配った。作り方を解説した動画もユーチューブで公開。佐藤代表は「パンはアレンジ次第でいろいろな食べ方ができる。家族や友達同士で楽しんで」と話している。

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