【DeNA】山崎、メジャーか残留か、いろいろ話し合い 「悔いのない判断へ頑張る」

キャッチボールで汗を流す横浜DeNA・山崎=横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」(球団提供)

 横浜DeNAの山崎康晃投手(30)が29日、横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」で取材に応じ、米大リーグ挑戦も含めて自身の去就について球団と交渉していることを明らかにした。以前から米国でプレーする夢を公言している山崎は「残留交渉を含めて、いろいろ話し合いをしている」と語った。

 山崎は昨季終了後、国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、1年契約で残留。今季は抑えに返り咲き、不振を極めた過去2年から完全復活を遂げた。8月に史上最年少で通算200セーブを達成したほか、8年目で自己最多タイの37セーブ、自己最高の防御率1.33をマークした。

 2019年オフの契約交渉で将来的な大リーグ挑戦への意向を伝えているが、今オフに挑戦するには球団がポスティングシステムを容認する必要がある。順調なら来季に海外FA権を取得する見込みで、山崎は「多くは話せない。難しい。悔いのない判断をできるように頑張っていきたい」と述べるにとどめた。

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