台風はフィリピンから西へ ウチナーンチュ大会の開会式、大雨の恐れ

 沖縄気象台が29日午後5時に発表した天気予報によると、第7回世界のウチナーンチュ大会前夜祭がある30日の天気は曇り後一時雨で、開催時間(午後3~6時)の降水確率は30%となっている。沖縄の東海上で前線が発生する見込みで、次第に天気が崩れ、開会式がある31日の降水確率は80%となっている。31日と11月1日は警報級の大雨になる恐れもある。

 大会実行委員会事務局によると、荒天の場合、開会式は会場を沖縄セルラースタジアム那覇から屋内運動場の沖縄セルラーパーク那覇に移すことを検討している。
 閉会式のある11月3日の天気は曇り、降水確率は40%の予報だ。
 フィリピンにある台風22号は西寄りの進路を取り、沖縄地方に直接の影響をもたらす可能性は低くなった。

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