<高校サッカー>埼玉栄が12年ぶり4強 昌平は4発快勝で準決勝へ きょう準々決勝2試合実施

細田学園―埼玉栄 延長前半3分、埼玉栄の沖中(右)がヘディングで決勝点を奪う

 (第4日、29日・浦和駒場スタジアム)

 サッカーの第101回全国高校選手権埼玉大会は29日、準々決勝2試合が行われ、埼玉栄と昌平がそれぞれ勝って準決勝進出を決めた。4強入りは埼玉栄が12年ぶり5度目、昌平は2年ぶり9度目。

 3回戦で前回王者の西武台を破った埼玉栄は、延長戦で細田学園に1―0で競り勝った。延長前半3分、右サイドからペナルティーエリアに切り込んだ原のクロスを沖中が頭で合わせて決勝点を奪った。

 高校総体4強で2年ぶりの頂点へ突き進む昌平は4―0で立教新座に快勝。1年生FWの鄭志錫が前半13分の先制ヘッドと同ロスタイムに追加点を奪う活躍を見せ、後半にも篠田、荒井のゴールで突き放した。

 第5日の30日は準々決勝の残り2試合が武蔵越生―浦和学院、狭山ケ丘―成徳大深谷のカードで行われ、4強が出そろう。

昌平―立教新座 前半13分、昌平の鄭志錫(15)が荒井のクロスに頭で合わせて先制ゴールを決める

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