セプトンが小糸製作所からの1億ドルの出資契約を発表

米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シリコンバレーの革新企業で高性能ライダーソリューションをリードするセプトン(Nasdaq:CPTN)は本日、長期自動車ティア1パートナーで現株主の小糸製作所(「小糸」)(東証:7276)から1億ドルの出資を受ける拘束的投資契約(「投資契約」)を2022年10月27日付けで締結したと発表しました。既報の通り、この投資は、ライダーソリューションの大規模展開に向けたセプトンの次なる成長ステージの資金に充てられます。

セプトンの取締役会が全会一致で承認した本投資契約の条項に基づき、小糸は1億ドルの転換可能優先株式(「優先株式」)を取得します。購入価格は、1株当たり1000ドルです。本優先株式は、発行日から1年経過後いつでも、2022年10月26日までの20取引日の出来高加重平均価格に10.0%のプレミアムを上乗せした1株当たり約2.585ドルの初期転換価格で、セプトンの普通株式に転換できます。初期転換価格はまた、2022年10月26日のセプトンの終値に対して13.4%、直近5取引日の終値平均に対して7.0%のプレミアムに相当します。セプトンの選択により、本優先株式には、現物で支払われる場合は年4.250%、現金で支払われる場合は年3.250%の配当が付され、いずれも四半期ごとに後払いされます。

セプトンと小糸は2017年より強固な協業関係を築いており、本契約は小糸にとって2020年以降3度目の出資となります。両社のパートナーシップの直接的な成果として、セプトンと小糸は、これまで知られている中で業界最大規模のADASライダー連続生産を受注しています。

セプトンの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のジュン・ペイ博士は、こう述べています。「小糸とのパートナーシップをいっそう強化できることを嬉しく思うとともに、小糸の継続的な支援に深く感謝しています。今回の投資により、セプトンの財務基盤は強化され、ライダーセンサーの商業化と量産市場への展開に注力するに当たって卓越した実行力を継続することができます。」

小糸製作所の加藤充明社長は、次のように述べています。「次世代自動車センサー技術の開発と商業化へ向け、セプトンへの3度目の出資を発表できることを喜ばしく思います。両社のパートナーシップは長年にわたって発展してきました。セプトンは、当社にとって重要なパートナーであり続けています。今回の出資は、セプトンへの当社の関与と、ライダーベースのADASおよびAVシステムを日常的な車両に導入することの証しとなります。」

本出資の実行は、セプトンの株主による承認と適用されるクロージング条件の充足などが前提となります。本投資は、2023年第1四半期にクロージングを迎える予定です。本投資に関する詳細情報および優先株式の主要条件は、セプトンが証券取引委員会に提出するフォーム8-Kに記載されます。

顧問

ICR Capital LLCがセプトンの専属財務顧問を、オメルベニー・アンド・マイヤーズ法律事務所がセプトンの法律顧問を務めています。SMBC日興証券が小糸製作所の専属財務顧問を、デービス・ポーク・アンド・ウォードウェル外国法事務弁護士事務所と西村あさひ法律事務所が小糸製作所の法律顧問を務めています。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法の「セーフハーバー」条項の意味における「将来見通しに関する記述」が含まれます。将来見通しに関する記述は、「推定する」、「目的」、「計画」、「プロジェクト」、「予測」、「意図する」、「するつもりだ」、「予想する」、「期待する」、「信じる」、「求める」、「目標」、「節目」、「考案されている」、「提案されている」といった言葉など、将来の事象、傾向、諸条件を予想ないし暗示する表現、または過去の物事の記述ではない表現が使用されていることによって、識別可能です。セプトンは本プレスリリースの読者に対し、これらの将来見通しに関する記述にはリスクおよび不確実性が伴い、そのほとんどは予測が困難であり、多くはセプトンに制御できるものではないため、実際の結果が予想された結果と大きく異なる場合があることに注意を促しています。将来見通しに関する記述には、投資契約により企図された取引案、優先株式の条件(転換または買い戻しの可能性に関わるものを含む)およびそれに関連して小糸製作所に付与される関連の権利と保護、投資契約により企図された取引案の締結と完了の潜在的利益(セプトンの財務状況、および商業化と量産市場展開の目標の実行能力に関するものを含む)、セプトンが投資契約により企図された取引案に適用されるクロージング条件を満たして必要な承認を得る能力(優先株式取引に関するセプトンの株主の承認を含む)、およびその時期に関する記述が含まれますが、これらに限定されません。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付以降におけるセプトンの評価を表すものとして信頼すべきではありません。したがって、将来見通しに関する記述に過度に依存しないようにしてください。セプトンは、将来見通しに関する記述を更新して、当該の記述が行われた日以降の事象や状況を反映させたり、予期せぬ事象の発生を反映させたりする義務を負いません。

セプトンについて

セプトンはシリコンバレーの革新企業として、自動車(ADAS/AV)、スマートシティースマートスペース、スマートインダストリーのアプリケーション向けのライダーベースソリューションを手掛けています。特許取得済みのライダー技術により、ライダーを主流化し、性能、コスト、信頼性のバランスの取れたアプローチを実現するとともに、業界をまたいだ拡張可能なインテリジェント3D知覚ソリューションを可能にすることを目指しています。

セプトンは、ゼネラルモーターズの事業で小糸製作所と共にADASライダーの大規模な連続生産を受注しました。また、世界の上位10社のOEMすべてとかかわりを持っています。

2016年に設立され、幅広い最先端ライダー/イメージング技術において全体として数十年の経験を有する業界のベテランが率いるセプトンは、大量市場向けの高性能かつ高品質なライダーソリューションの商業化に傾注しています。セプトンはカリフォルニア州サンノゼに本社を置き、ミシガン州トロイにセンター・オブ・エクセレンス施設を構え、デトロイト都市圏の自動車業界顧客へのローカルサポートを提供しています。また、セプトンはドイツ、カナダ、日本、インド、中国にも拠点を置き、急成長する世界的な顧客基盤にサービスを提供しています。詳細情報については、www.cepton.comをご覧いただき、ツイッターリンクトインでセプトンをフォローしてください。

小糸について

「安全を光に託して」を企業メッセージとして掲げる小糸製作所(小糸)は、1915年の創業以来、自動車用照明業界をリードしてきた歴史を持っています。現在、小糸グループは世界13カ国にある31社で構成され、主要5地域(日本、米州、欧州、中国、アジア)を中心としたグローバル・ネットワークを通じて世界中の顧客に製品・サービスを提供しています。当社の製品は、高品質と高度な技術力が評価され、世界中の自動車メーカーに広く採用されています。次世代照明技術や関連機器、制御システム、環境に配慮した製品・素材・生産方法の開発を通じて、当社は将来のモビリティーの変革に対応しています。詳細情報については、www.koito.co.jp/englishをご覧ください。

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