西日本~東北太平洋側は秋晴れ続く あす~あさって沖縄・奄美で大雨のおそれ

 きょう30日(日)午後も西日本から東北太平洋側では秋晴れで過ごしやすい陽気が続く見込み。洗濯日和や行楽日和となりそうだ。一方で新潟から北の日本海側では急な雨や雷雨に注意が必要。
 また、次第に沖縄付近には前線ができ、台風22号周辺の湿った空気が流れ込む見通しのため、沖縄や奄美ではあす31日(月)からあさって11月1日(火)にかけて大雨となるおそれがある。

午後も西日本~東北太平洋側は洗濯日和・行楽日和

 きょう30日(日)午前中から西日本~東北太平洋側では晴れている所が多くなっている。これらの地域では午後も秋晴れが続き、洗濯日和や行楽日和となりそうだ。
 一方、この時季としては強い寒気の影響で日本海側では朝から雲が広がり、特に新潟県から北日本の日本海側では所々で雨が降っている。夜遅くにかけても新潟県から北の日本海側では寒気の影響で急な強い雨や雷雨のおそれがあるため、晴れ間があっても空模様の変化に注意が必要だ。

 新潟県や北日本日本海側では気温が上がりにくい見通し。最高気温は15℃前後の所が多く、日ざしがないと昼間もひんやりしそう。
 晴れる所では20℃前後の所が多く、特に東海から西は20℃を超える所が多い見込み。昼間は長袖1枚でも過ごせそうだ。夜は冷えるため、帰りが遅い場合は上着やコートなどを忘れずに持っておきたい。

沖縄付近は次第に前線が停滞 大雨のおそれ

 大型の台風22号は日本付近には近づかず、大陸方面へ進む見通し。ただ、沖縄付近には今夜にも前線もできる予想。前線に向かって台風周辺の湿った空気が流れ込むため、あす31日(月)からあさって11月1日(火)にかけてを中心に沖縄や奄美では大雨となるおそれがある。

祝日・文化の日は西~東日本中心に過ごしやすい陽気

 あす31日(月)は新潟県から北の日本海側も含めて広く晴れる見込み。昼間は過ごしやすい所が多くなりそうだ。ただ、紀伊半島付近ではにわか雨の可能性がある。

 11月スタートとなるあさって1日(火)は、午前中は西日本太平洋側で、午後は東~北日本で雨具の出番となりそう。2日(水)以降はまた寒気が流れ込むため、北陸や北日本日本海側では雨の日が多い見通しだ。
 西~東日本や東北太平洋側は晴れる日が多く、3日(木・祝)文化の日も昼間は過ごしやすい陽気になる所が多くなりそう。ただ、朝晩は冷える所が多いため体調管理に注意して過ごしたい。

(気象予報士・鈴木悠)

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