太田光、岸田文雄首相を批判しつつも現在の情勢で判断する大変さに理解を示す

30日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、岸田文雄首相を批判しつつも、手探り状態の政策に理解を示した。

番組では、「ニュースサンジャポ+PLUS」のコーナーで、岸田首相が28日の記者会見で明らかにした物価高対策について扱った。

この政策では、電気代やガス料金、ガソリン価格の負担軽減措置により平均的な家庭で来年前半に総額4万5000円程度の支援となるとのこと。他に、妊娠時から出産、子育てまでの伴走型相談支援と、10万円相当の経済的支援を行うことも表明したが、賃上げや現金給付など、直接金銭が関わる支援ではないということで懐疑的な意見もある。

この件に関して太田は「今の局面で、どう転ぶか分からないってところで、政策やらなくちゃいけないから」と話し、「俺、岸田さんは『うーんどうなんだろこの人』って思ってるけど」とイマイチ信頼できないとした。

ただ、ロシアのウクライナ侵攻など外的要因も関わっている物価高問題ということで太田は、「逆にこのタイミングで総理大臣やってると、大変だろうな、判断が‥と思いますよね」と理解も示したのだった。

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