10月最後の日は広く秋晴れも 南西諸島は大雨のおそれ

31日(月)全国の天気と降水確率

 10月最後の日の31日(月)は、全国の広い範囲で秋晴れとなる見込み。ただ、南西諸島では大雨のおそれがあり、土砂災害などに警戒が必要だ。

昼間は快適も 朝は内陸などで霜が降りるような冷え込みに

31日(月)朝と夕方の天気分布予想

 31日にかけて、本州付近は広く高気圧に覆われる見通し。このため、日曜日に曇りや雨となった北陸や北日本の地域でも、天気は回復し、広い範囲で秋晴れとなりそうだ。ただ、夕方以降は湿った空気の影響で、近畿や東海を中心に弱い雨の降り出す所もある見込み。

31日(月)予想気温

 気温は、日曜日と同じくらいの所が多く、昼間は秋服でちょうど良いくらいの快適な陽気になる見込み。ただ、朝晩は冷え込み、内陸を中心に霜の降りる所もある予想。農作物の管理などに注意し、服装も調節できるようなものを選んだ方が良さそうだ。

南西諸島は大気非常に不安定

31日(月)午前7時と午後7時の雨・風の予想

 南西諸島付近には前線が停滞し、また、南シナ海にある台風22号周辺の湿った空気が前線に向かって流れ込む見込み。このため、南西諸島では大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨が降り大雨のおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要。また、強風やうねりを伴った高波にも注意が必要だ。

(気象予報士・佐々木聡美)

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