
【ソウル共同】日本人女性を含む多くの人々が死傷した韓国首都ソウルの繁華街・梨泰院。現場付近などでは30日、日本人観光客らの姿もあった。人気ドラマ「梨泰院クラス」をきっかけに訪れる日本人も多く、事故を受けて雑踏を懸念する声も上がった。
日本から同僚らと観光で梨泰院を訪れたという神奈川県の女性会社員(37)は「ドラマの雰囲気を味わいたかったが、規制線があって物々しい様子だ」と不安そうに話した。
ソウルの金浦空港に到着した50代主婦は、2014年の旅客船セウォル号の「沈没事故でも高校生がたくさん亡くなった。今回も若者が多いと聞き残念だ」と犠牲者に思いをはせた。