サッカーの歴史上「給料総額が最も高い契約」の選手、TOP7

サッカーに限らずスポーツの世界で最も重要なも事項である「契約」。給料など様々な条件を約束し、両者がそれに従っていかなければいけないというものだ。

今回は『Planet Football』から「サッカーの歴史上最もリッチな契約」をご紹介しよう。

ポール・ポグバ

期間:2016~2021年

約束された年俸総額:1億1300万ユーロ(およそ166.02億円)

2012年にマンチェスター・ユナイテッドをフリーで去ったポール・ポグバは、その後ユヴェントスで大活躍を見せて4連覇に貢献。8900万ポンドという圧倒的な移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに復帰することになった。

その際に約束されたのが5年間の契約、そして総額1億ユーロ以上となる給与であった。

ギャレス・ベイル

期間:2016~2022年

約束された年俸総額:1億7800万ユーロ(およそ261.52億円)

2016年10月、ギャレス・ベイルはレアル・マドリーと新契約を結び、当時の「世界で最も稼ぐサッカー選手」になった。加入から2つのチャンピオンズリーグ優勝に貢献、3回のリーガ優勝にも導いていた。

その後の6年間の給与総額は1億7800万ユーロにのぼった。これはベイルにとって非常に有利なものだったが、そのためにレアル・マドリーでの立場が悪化しても退団することはできなかった。

クリスティアーノ・ロナウド

期間:2018~2022年(2021年で退団)

約束された年俸総額:2億2000万ユーロ(およそ323.22億円)

2018年にユヴェントスはセリエA7連覇を達成した。そして次なる目標は世界で最も華やかなクラブになること、そしてチャンピオンズリーグで優勝すること。そのために獲得したのがクリスティアーノ・ロナウドだった。

1億1700万ユーロの移籍金を支払って彼を引き入れ、4年総額で2億ユーロ以上となる大きな契約を手渡した。ロナウドはそれに答えて多くのゴールを決めたが、チームは結局チャンピオンズリーグで優勝することはできず、この契約は結局3年で終了することに。

クリスティアーノ・ロナウド

期間:2016~2021年(2018年で退団)

約束された年俸総額:2億2000万ユーロ(およそ323.22億円)

ギャレス・ベイルの新契約を結んでから1ヶ月、レアル・マドリーはクリスティアーノ・ロナウドとも5年契約を結んだ。そのとき彼は押しも押されもせぬエースストライカーであり、その延長は妥当なものであり、邪険にすることは許されなかった。

ただし、クリスティアーノ・ロナウドはこの契約を全うすることはなかった。『会長から過小評価されている』と感じた彼は2018年にユヴェントスへと移籍することを決断。レアル・マドリーは大きな額の移籍金を手に入れた。

ネイマール

期間:2017~2023年(2021年に更新)

約束された年俸総額:2億6700万ユーロ(およそ392.28億円)

バルセロナから世界最高額の移籍金でパリ・サンジェルマンへと加入したネイマール。それは2億2200万ユーロというとてつもない額であった。

そしてその約束された給与も総額2億6700万ユーロというものだった。なお、2021年に新たに契約が更新されている。

リオネル・メッシ

期間:2017~2021年

約束された年俸総額:5億5500万ユーロ(およそ815.41億円)

バルセロナにおけるメッシの地位や人気、フィールド上での重要性は圧倒的なものだった。会長のジョゼップ・マリア・バルトメウ氏は、彼を維持するためにとてつもない額の給与を用意せざるを得なかったという。

ただこれはバルセロナの財務管理にとって非常に痛いものとなった。最終的にはクラブが音を上げ、2021年の夏に契約の更新を断念。メッシは涙ながらにパリ・サンジェルマンへと移籍することに。

キリアン・エムバペ

期間:2022~2025年

約束された年俸総額:6億3000万ユーロ(およそ925.6億円)

今夏のマーケットではレアル・マドリーへの移籍がほぼ確実だと言われていたキリアン・エムバペであるが、最終的にはパリ・サンジェルマンへと残留することを決め、3年の新契約を結んだ。

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その総額はなんと3年で6億ユーロを超えるという信じられないものだと伝えられている。

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