ストーンズ 18年ぶりアルバムには亡きメンバーのドラムも「チャーリーも参加してる」

ザ・ローリング・ストーンズの次のアルバムは、故チャーリー・ワッツさん(享年80)をフィーチャーしたものになるという。現在、18年ぶりのオリジナルアルバムを制作中。ギターのロニー・ウッドによると、昨年8月に他界したチャーリーのドラムを聴くことができるそうだ。

来年リリース予定の同新作についてロニーは、ザ・サン紙のビザー欄にこう話す。「今ニューアルバムのレコーディングをしている。数週間後にLAに行って作業を続け仕上げる予定だ。チャーリーがいくつかの曲に参加しているよ。そしてドラマーのスティーヴ・ジョーダンもね」

スティーヴはチャーリーに代わって今年の同バンドの結成60周年を記念する「シックスティ」ツアーでドラムを担当していた。ミック・ジャガーとキース・リチャーズによる新曲で構成された同新作は2005年の『ア・ビガー・バン』以来のオリジナルアルバムで、その間2020年にシングル『リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン』がリリースされている。

他にも2016年にカバーアルバム『ブルー ロンサム』をリリースしている同バンド、待望の新作についてある関係者は以前こう話していた。「(昨年)チャーリー(ワッツ)が亡くなり、次の予定が不透明となっていました。予定されていたスタジアムでのライブを敢行後、その先が見えていなかったのです」

「しかし、現在メンバーらはバンドとして今まで常にしてきたことをやり続けるのが正しいことだと感じ、新曲を作り、ファンのためにまたツアーを始めることを願っています」「ここ数年は不運もありましたが、ショーは続きます。常にストーンズがしてきたことです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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