ケイティ・ホームズ 10年ぶり舞台に復帰 ユダヤ人小説家と関わる映画スター役

米国の女優ケイティ・ホームズ(43)が10年ぶりに舞台に復帰する。青春テレビドラマ『ドーソンズ・クリーク』などの主演で知られるケイティは、劇作家アンナ・ジーグラーが脚本を手がけるオフブロードウェイ作品『ザ・ワンダラーズ』のキャストに加わり、ユダヤ人小説家の人生と関わりを持つ映画スターの役を演じる。同公演は来年1月からニューヨークのローラ・ペルズ劇場でプレビュー公演が始まる予定だ。

このラウンドアバウト・シアター・カンパニー主催の公演は、オールド・グローブ・シアターのアート・ダイレクターであるバリー・エーデルスタインが指揮をとり、2023年の2月16日から3月26日までの限定上演が予定されている。

劇団からの声明では、作品についてこう述べられている。「正統派ユダヤ人のエステルとシュムリは新婚で、2人の未来は ユダヤ教の聖書の『モーセ五書』トーラー の中に書かれているとされている。一方で世俗的なユダヤ人のエイブは有名な小説家で、自分の未来は自分で書けると信じているが、映画スターからの思いがけないメールによって、彼の結婚が試され、その間違いを証明することになる」。その他のキャストやクリエイティブチームの追加メンバーは後日発表される予定だ。

ケイティは、2008年にアーサー・ミラーの名作戯曲 『みんな我が子』のリバイバル版でブロードウェイデビューを果たし、ジョン・リスゴー、ダイアン・ウィースト、パトリック・ウィルソンらと共演していたが、最後に舞台に立ったのは、10年前の2012年に上演されたテレサ・ルベック作の『デッド・アカウント』だった。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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