葛藤も魅力?中村倫也、社会で通用しない自分に悩み…ふっきれた瞬間にあの人物の一言があった

10月30日放送の「日曜日の初耳学」(MBS・TBS系)には、俳優の古田新太さんが出演。VTRで登場した中村倫也さんが古田さんの言葉に背中を押された事を明かし話題を集めました。

(画像:時事)

■葛藤も魅力?中村倫也、社会で通用しない自分に悩み…ふっきれた瞬間にあの人物の一言があった

林修さんが“時代のカリスマ”と一対一で対談するする人気企画「インタビュアー林修」。今回は劇団☆新感線の看板役者として活躍する一方、映像作品では欠かせないバイプレイヤーとして絶大な存在感を発揮する古田さんが登場。

さらに、古田さんをよく知る人物としてVTRで出演した中村さん。古田さんとの思い出として「若い時に社会に出て通用しなくて、自分が思う自分がいたり通用しない自分がいたりで、自分はどういう俳優なんだろう」と若い頃に葛藤していた事を振り返ります。

当時、中村さんは「舞台好きだけど舞台俳優って自分で自称していいのかな?」などの悩みがあったそう。そんな時に「たまたま古田さんと飲みに行かせてもらった時に何げなくもう『ともちゃん舞台俳優だからさ』みたいな感じで別に聞いてもないのに言ってくださったんですよ」と古田さんは優しい言葉をかけてくれたとのこと。

続けて、中村さんは「それ察してなのか分かんないですけど、古田さんに言われたら舞台俳優って名乗っていいんだって思うじゃないですか。そこからいまだにやっぱり自分は舞台俳優だって思って生きてる。その アイデンティティーを授けてくれたというか、名も無き若手俳優にとってはすごく大きな言葉でしたね」と古田さんの言葉に背中を押された事を明かしました。

■古田新太、人生を前向きに生きるコツを明かす

古田さんとの対談の最後、林さんは「もう何か古田さん見てるだけで元気頂けるような気もするんですけど、人生を前向きに生きるコツがもしおありでしたら」と話を振ると、古田さんは「なるべく嫌いな人と付き合わない。苦手だなと思ったら無理に付き合う必要はねぇな。てめえが好きだなと思ったら嫌われないようにしよう。この2つぐらいですかね、おいらは」とコメント。

また、古田さんは「倫也とかね、ゆりちゃん(天海祐希さん)とか、ありがとうございます本当に」とコメントをくれた中村さんと天海さんに感謝を伝えます。

すると「やっぱりそういうところで最後きちんとお礼を言われるって本当に気遣いが細かくて一生モテモテの人生」と感心する林さん。古田さんは「今から行く飲み屋さんに金髪の丸坊主の女の子がいるんです。そいつの頭を触りに」とボケて、笑いを誘いました。

今回の放送について、ネット上では「倫也くんが舞台俳優と自称していいのか悩んでいた時に『ともちゃんは舞台俳優なんだからさ』と古田さんに背中を押してもらって舞台俳優としてのアイデンティティを持てたって話胸アツすぎ」「ともちゃんは舞台俳優だからさ、って背中を押してくれたっていうのがもう胸熱だー」「古田新太さんの『ともちゃん舞台俳優だからさ』の言葉は当時の中村さんからしたら相当嬉しかっただろうね。だから今も舞台に出続けているんだろうし。舞台上の彼は凄いよ」などのコメントが上がっています。

当時の中村さんの悩みを察するように言葉をかけた古田さん。中村さんの当時の想いを想像すると「舞台俳優なんだからさ」という言葉が胸に沁みるとしみじみ感じたファンが多かったようです。

【番組情報】
日曜日の初耳学
https://tver.jp/episodes/epdp2ut0c8

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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