500年前の「大黒天像」が小國神社で「出開帳」 移動手段は“意外な方法”ー静岡・森町

静岡県森町の小國神社に10月30日、愛知県豊橋市の寺にある大黒天像が意外な手段で運ばれました。

天竜浜名湖鉄道の車両に運び込まれたのは、愛知県豊橋市の普門寺に安置されている『大黒天像』です。寺以外の場所で一般公開をする『出開帳』のため、静岡県森町の小國神社へなんと、列車に乗って向かいます。

約500年前に造られた貴重な大黒天像は、寺の住職に抱きかかえられて遠江一宮駅で降り…無事、小國神社に到着。列車の旅を終えた大黒天像の前には、多くの参拝客が列を作りました。

この大黒天像の出開帳は、10月31日午後3時まで行われる予定です。

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