気象庁の11月1日午前6時の実況によると、大型の台風23号(バンヤン)はミンダナオ島の東を1時間に約15キロの速さで西へ進んでいる。今後の進路予想について気象庁の予報に加え、米軍合同台風警報センター(JTWC)の見方も参考にまとめた。
気象庁の進路予想
気象庁の11月1日午前6時の実況によると、台風23号は中心気圧1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル。南側220キロ以内、北側165キロ以内は風速15メートル以上の強い風が吹いている。
予想進路を見ると、11月1日午後6時には熱帯低気圧に変わっているとみられ、ミンダナオ島の東を北西に進むとみている。
予想される勢力は1日午後6時時点で中心気圧1006ヘクトパスカル、2日午前6時は中心気圧1008ヘクトパスカルの予報。
米軍(JTWC)の見方は(※参考)
米軍合同台風警報センター(JTWC)のサイトを調べてみると、気象庁と同様、台風23号は今後西寄りに進むとみているようだ。日本へ近づくことはないとみているようだ。
中心付近の風速予測
11月1日午前3時:13m 11月1日午後3時:10m 11月2日午前3時:10m
「バンヤン」の名前の由来
台風の名前は、「台風委員会」で各加盟国などが提案した名前が140個用意されており、発生した順につけられる。「バンヤン」の命名国は香港で、「木の名前」を意味する。