必要ではないものが自然に目の前から居なくなり 、必要なものだけが遺っていくのが人生

福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが読者のお悩みにオモシロオカシク答えてくれます。「あー、あるある」「そっか、もうそんな感じでいっか」などなど、生きにくい日々をライトに潜り抜けるためのヒントになったりならなかったり!?ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください!

相談者>>>>>>>>

いつも仕事で自分が困ったときとかだけ連絡をしてくる取引先の方がいます。
こちらから仕事の相談などをしようと連絡をしても既読スルーなんです。

とはいえ、会社対会社としては取引先なので、私は無碍にもできず…。
上司に相談しても「それはお前の対応が悪いんだよ」と言われて終わりです。

そんなことしか言えないカルチャーのこの会社を辞めるべきか、この取引先の人からの連絡をガン無視するかで考えすぎて禿げそうです。
何か良いお知恵がありましたらよろしくお願いします。

<<<<<<<<ワタシの回答

ぜーんぶ自然淘汰していくものです。

ワタシは、もう還暦です。
多額な蓄えがあるわけでもなく、まだ働いています。
そんでもって、この歳になってわかるのだが・・・・

イヤなやつは、ぜーんぶ淘汰してきたなぁと。
困った時だけ連絡してきた奴も、
それはお前が悪いんだよという無責任な上司も、
みーんな居なくなりました。

自発的に淘汰してきたわけではなく“淘汰させられてきた”と表現した方が正しいです。これって、とても、自然なことなのだなぁと、この歳になって思います。

人間は、動物です。種の保存を考えます。ストレスの多いとこで、ストレスを溜めて生き続けても“いのち”を削ることは、アタマで考える前に、カラダがわかっています。

あなたが禿げてしまった、あなたのリスク感知機能が低かっただけの話です。
自然に生きることを手放しただけのイエローモンキーですよ。

このお悩みをここに届けてくれただけでも、進歩です。
あなたは、いずれ、いまの会社を離れます。
その困った時だけ連絡してくる取引先は、目の前から居なくなります。
それもこれも込みで、時間の問題であり、時間が解決してくれます。

必要ではないものが自然に目の前から居なくなり
必要なものだけが遺っていくのが人生です。

ちゅうことは、あなた自身も、誰か!?からは、要らない人になるということを気づく機会でもあります。自然淘汰される側の1人ででもあるという事実があることを知っているのと知らないのでは、これからの生き方が変わります。これが、いまのあなたに授けられる知恵です。

できる限り
よく生きることです。
それだけです。

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