“マスク緩和”コロナ禍3年目の運動会 広島

秋の運動会シーズンを迎えています。

新型コロナの影響を受け始めてから3年目の今年の運動会はどのように行われているのでしょうか。

白島小学校 本家 太校長「屋外で基本マスクをつけなくてもいいということになっております」

白島小学校の運動会は開会式のこの言葉で始まりました。

厚生労働省が「屋外でのマスク着用は不要」とする通知を10月にあらためて示したことなどから、児童には競技中はマスクを外すよう伝えられています。

密を避けるため綱引きなどの団体競技は行われませんでしたが、徒競走やダンスの際にはマスクを外して元気よく体を動かす子どもたちの姿が見られました。

3年生「気持ちよくてなんかすっきりする感じ、全力でやれたりできる」

3年生「すごく走りやすかったし、ダンスもしやすかったです」

保護者も子どもたちががんばる姿をしっかり見ることができました。

2年生と5年生の保護者「楽しそうな表情が存分に見られるので、保護者としてもうれしい。撮りがいがある」

去年に比べマスク着用の緩和が進む今年、本家校長は児童の様子に変化を感じています。

本家 太校長「去年も競技の時にはマスクを外すように言っていた。なかなか外せない子どもがたくさんいた。今年の方が比較的よくマスクを外していた。抵抗感が少なくなったのかなと思います」

それでも引き続き行われている感染対策もあります。

5年生「座っている時は密になったりするんで演技の時しか外しちゃいけない」

イスに座っての応援など周りの人との距離が十分に取れていない時にマスクを着用するルールは変わっていません。

また、保護者には学年ごとに異なる色のリボンを配布し、観覧時間を分けるなどの対策も行われました。

学校は人数制限の緩和も検討していましたが、開催要項を決めた夏にコロナ感染者が多く、去年に引き続き人数を制限しました。

本家 太校長「今は(1家庭につき)2人しか来てもらえてないんですけれども、(来年は)おじいちゃんおばあちゃんも来られるような人数制限をもう少し緩和して子どもたちが頑張ったことをしっかりたくさんの人に見てもらえるようにしたいなと思います」

学校は来年以降さらに子どもの頑張りを見てもらえる機会が増えることを願っています。

© 広島ホームテレビ