3年ぶりの“行動制限なし”ハロウィーン 韓国の群集死亡事故を受け 静岡県内でも警戒強まる

10月31日はハロウィーンです。夜の街に仮装した人たちが集まることが恒例になっていますが、2022年は韓国で150人以上が死亡した事故を受け、静岡市でも警戒が強まっています。

<影島亜美キャスター>

「静岡市の静岡東急スクエア前です。10月31日はハロウィーン当日ということもあって、たくさんの仮装をした人が集まっています。1時間前は人はまばらでしたが、30分ほど前からたくさんの人が出てきました。31日は平日ということもあって、人は少なめですが、これだけの賑わいがあります。30日は仮想した人たちでにぎわいました」

3年ぶりに行動制限のないハロウィーン。30日夜は、人気のキャラクターのコスプレをした人やメイクを施した人たちが、東急スクエア前の道を埋め尽くし、コロナ禍前のにぎわいが少しずつ戻ってきたような状況でした。中には、車の屋根に座り、何やら叫ぶ人の姿もありました。

この東急スクエア前ですが、警察官の姿が目立ちます。31日は50人以上の警察官が警備に当たり、警戒感も高まっています。10月29日、韓国・ソウルの繁華街=梨泰院の路地で、ハロウィーンで集まった大勢の人が折り重なるように倒れ、圧迫されたことなどから150人以上が死亡しました。

こちらにいる警察官も、群集事故を最も警戒しています。他にも飲酒によるトラブルやスリなどが発生するリスクがあるということで、注意を呼び掛けています。トラブルを避けることで、めいいっぱいハロウィーンを楽しんでほしいと思います。

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