横浜の夜を彩るイルミ「ヨルノヨ」 今冬は34施設に拡大 マリンタワーからの演出も

光のドームに包まれる「ヨルノヨ」(2021年の様子)

 横浜臨海部の夜を彩るイルミネーションイベント「ヨルノヨ」が、11月24日から開かれる。昨年度より7施設多い34施設で光と音楽が連動する特別演出が行われるほか、横浜マリンタワーからのサーチライトによる演出も追加。デジタルスタンプラリーなどを通じ「夜の消費」を喚起する。

 メイン会場の新港中央広場には、幻想的な光で来場者を包み込む半球形の「クロスドーム」を設置。新たに追加された大さん橋ふ頭ビルでは、人の動きに反応して映像が変化するプロジェクションマッピングを実施する。街を巡りながら楽しめるように、これらの会場をつなぐ場所に六角形の光のオブジェ「ポータル」を12個設置するという。

 クリエイティブ・ライト・ヨコハマ実行委員会が主催し、横浜市の共催。期間は来年1月3日まで、時間は午後5時~同9時5分。山中竹春市長は10月26日の定例記者会見で「横浜ならではの景観を生かし、にぎわいの創出やナイトタイムエコノミーの活性化につなげていきたい」と期待した。

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