JR宇都宮駅東口の広場が供用開始 “まちびらき”イベント続々

バリケードで塞がれている宮みらいライトヒル。奥の建物はライトキューブ宇都宮

 JR宇都宮駅東口地区で整備が進められていた各施設が今月、相次いで供用開始され、地区全体が「まちびらき」する。宇都宮市は「新しいまちの姿を多くの来訪者に披露し、恒常的なにぎわいにつなげられるようにしたい」と、多彩なイベントを用意している。

 1日午前10時には交流広場「宮みらいライトヒル」が供用開始となり、バリケードが撤去されて通行できるようになる。北関東では最大級の駅前広場で、広さは約6千平方メートル。5日夜にはイルミネーション点灯式が行われ、地元農産物のマルシェが出店する。

 26、27日には同地区まちびらきグランドオープニングイベントが行われる。ライトヒルの水盤南側広場とライトキューブの大ホールを会場に、バスケットボールの3x3大会やスポーツクライミング、スケートボード、BMXのプロ選手らのパフォーマンス、体験会などが行われる。

 27日にはライトキューブ中ホールで、市出身のアーティスト「FLYINGKIDS」ボーカルの浜崎貴司(はまざきたかし)さんらのコンサートが行われる。定員は抽選500人。市のホームページから申し込む。申込期間は1~9日。はがきによる申し込みは9日必着。

 両日ともライトキューブ大会議室で、最新のデジタル技術などを体験できる「ミヤミライ展」が行われる。ライトヒルでは地元食材を活用したマルシェが出店するほか、会場近くの次世代型路面電車(LRT)停留場付近ではLRT車両「ライトライン」の見学会が行われる。

© 株式会社下野新聞社