11月スタートは広く傘の出番 激しい雨や雷雨になる所も 太平洋側は気温ダウンで日中も肌寒く

1日(火)の全国の天気と降水確率

 11月スタートのきょう1日(火)は全国的に曇りや雨の所が多くなりそうだ。
 東日本や西日本の太平洋側では激しい雨や雷雨になる所がある見込み。
 また、前線が停滞する沖縄では非常に激しい雨になるおそれがあり、土砂災害などに警戒が必要となる。

全国的な秋晴れは一旦お休み

1日(火)昼前〜夜の天気分布予想

 きのう広い範囲に秋晴れをもたらした高気圧は東に離れ、きょう11月1日は湿った空気が入りやすくなる。
 午前5時現在、沖縄や四国、紀伊半島を中心に雨雲がかかっているが、このあとは次第に雨の範囲が広がりそうだ。
 午前中は沖縄や西日本、東海が雨の中心となるが、午後は北陸でも雨のエリアが広がってくる。
 関東も夕方以降、所々でにわか雨がありそうだ。
 北日本の天気も下り坂で、夜には雨の降りだす所が増える見通し。
 特に西日本や東日本の南東斜面で雨が強まりやすく、局地的には雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる所がありそうだ。

1日(火)午前9時と午後3時の雨の予想

 また、沖縄は停滞する前線や低気圧の影響で雨が続き、石垣島など先島諸島を中心に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。

太平洋側中心に日中も空気ひんやり

1日(火)の予想最高気温

 日中の最高気温は、西日本から東日本の太平洋側を中心にきのうより低い所が多くなりそうだ。
 東京は17℃、名古屋や大阪は16℃止まりで、北よりの風が吹いて日中も肌寒く感じられそうだ。
 一方、日本海側は東北でも20℃近くまで上がる所がある見通し。
(気象予報士・多胡安那)

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