きょう午後も曇りや雨の所が多く、沖縄や西日本の太平洋側は局地的に非常に激しい雨が降る見込み。沖縄は大雨となっている所があるため、土砂災害に警戒が必要だ。また、北日本は日本海側を中心に、今夜から2日（水）午前にかけて雨や雷雨となる所がある見通し。天気の急な変化、落雷や竜巻などの突風に注意が必要となる。
全国的に天気崩れる
前線や湿った空気の影響で、沖縄の先島諸島は24時間雨量が300ミリを超えている所がある。この方面は、昼過ぎにかけて非常に激しい雨の降るおそれがあるため、引き続き土砂災害に警戒が必要だ。西日本の太平洋側でも昼過ぎまで、局地的に非常に激しい雨が降る見込み。関東は今夜にかけて雨の範囲が広がり、北日本も天気が下り坂に向かいそうだ。北海道や東北の日本海側は、雷雨となる所がある見通し。
北日本は寒くなる
北日本は2日（水）明け方まで雷雨に注意が必要だが、日中はいったん天気が回復する見通し。ただ、遅い時間から上空に寒気が流れ込むため、3日（文化の日）は冷たい雨となり、4日（金）にかけては北海道の平地で雪の降る所があるくらい寒くなりそうだ。
関東から西の各地は、2日（水）から3日（文化の日）も晴天が続き、この時季としては気温も高く過ごしやすい見込み。4日（金）は晴れ間があるが、夜以降は気温が下がってきそうだ。沖縄は2日（水）以降もすっきりしない天気が続き、特に2日（水）の午前中は北寄りの風が強い見込み。
週末の天気
北日本は寒気の影響で、土日とも気温が低くなる見込み。日曜日は山沿いで本格的な降雪となる所があるため、峠道の通行などは注意が必要となる。関東から西の太平洋側は広く晴れるが、朝晩は空気が冷たく感じられそうだ。
（気象予報士・高橋和也）
